製品情報
精密モールドに適したガラス転移温度の低いガラス
精密モールド成形は、非球面レンズなど、さまざまな用途で使われる複雑なレンズの最新の量産技術のひとつです。
ショットは、精密モールド用に開発した、低Tgガラスと呼ばれるP-SF68、P-SK57Q1、P-SK58A、P-BK7など各種光学ガラスを提供しています。
低Tgガラスは、精密モールドに適したガラス転移温度と、ガラスの失透を抑え、モールド成形温度範囲内で型材との反応を低減するガラス組成を有しています。
精密モールドによって、研磨またはファイアポリッシュされたプリフォームが表面品質を維持したまま最終形状に成形されます。通常のモールド成形の温度範囲は500℃から700℃で、これによって、金型の耐用期間が延び、プロセス時間を短縮することが可能になります。
ショットの低Tgガラスは、光学ガラスロッドやボールレンズなどの形状で提供されます。
特長
• ほぼ550 ℃以下という低いガラス転移温度により、金型の耐用期間の長期化とプロセス時間の短縮を実現
• モールド成形温度範囲においてガラスと金型との化学反応を抑制
• 狭い光学公差
• 豊富なサイズ
• さまざまn供給形態
• 技術サポート